2011年6月22日水曜日

新たな未来へ。気仙沼

皆さま、こんにちは。正木です。
先日、復興支援メディア隊秋田支部の一員として、
宮城県は気仙沼市に行って参りました。

個人的には、震災の直後に何度も訪れていましたが、
その時に比べるとガレキは随分撤去され、道路も通れる箇所が多くなっていました。

お昼に立ち寄った喫茶店に貼られていた地図。
「新たな未来へ。気仙沼」
地図には新しい街づくりの様子が描かれています。
活気のある魚市場、うまいもの屋台村、そして津波記念公園。
記念公園には、津波で流されてきた船を
シンボルとして残しておく構想のようです。


午後には㈱斉吉商店の仮事務所を訪れました。
お話を伺ったのは専務取締役の斉藤和枝さん。

お店は津波によって流されてしまったようですが、
従業員の皆さんは全員助かったとのことでした。

「お店は流されてもいいから、人が皆助かって本当に良かった。」

斉藤さんの言葉には一つひとつ温かさと強さがあり、とても心に響きます。
人と人との繋がりにありがたみを感じ、日々、前向きに取り組んでいる姿勢に
共感を覚え、私たちが元気を頂いたくらいでした。

今後、YouTubeやBS12チャンネルにて放送される予定ですので、乞うご期待です!


今回訪れて、きっと大変なことや辛いこともあるかと思いますが、
自分が今まで思っていた以上に、みなさんが前向きに取り組んでいて、
とてもキラキラしているなと感じました。

同じ東北人として、秋田からサポートできることを
自己満足ではなく、本当に被災者の方々が求めていることに
全力を注いでいきたいと改めて思う一日でした。

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